(注:本リリースは、米Becton, Dickinson and Companyが2024年9月3日(米国現地時間)に発表したプレスリリース “BD CompletesAcquisition of Critical Care from Edwards Lifesciences” を日本語に翻訳再編集したものです。本リリースの内容については英文資料を基本とし、翻訳文と解釈が一致しない場合は英文を優先とします。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
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- BDのスマートコネクトケア ソリューションのポートフォリオを、先進的なAI対応の臨床意思決定ツールを含む、先進的なモニタリング技術で拡充します。
- 先進的なモニタリングと輸液プラットフォームの組み合わせにより、統合された企業データセットと相互運用性機能を活用した、クローズド ループ血行動態モニタリングおよび治療に対する将来のイノベーションの機会が生まれます。
- 本事業はBD アドバンスド ペイシェント モニタリングに改名され、カリフォルニア州アーバインに拠点を置き、BD メディカルセグメント内の事業部門となります。
- ケイティ・ザイマンが、引き続きBD アドバンスド ペイシェント モニタリングのワールドワイド プレジデントとして指揮を執ります。
米国ニュージャージー州、フランクリンレイクス(2024年9月3日)– 世界的なメドテックリーダーであるBD (Becton, Dickinsonand Company) (NYSE: BDX) は、本日、エドワーズライフサイエンス社のクリティカルケア事業の買収を完了し、これをBD アドバンスド ペイシェント モニタリングと改名することを発表しました。
BD アドバンスド ペイシェント モニタリングは、先進的なモニタリング ソリューションのグローバル リーダーであり、成長を続ける先進的なモニタリング技術、AI対応の臨床意思決定ツール、そして強力なイノベーション パイプラインにより、BDのスマートコネクトケア ソリューションのポートフォリオを拡大します。BD アドバンスド ペイシェント モニタリングの技術は、手術室や集中治療室でBD Alaris™ Infusion Systemと同時に使用されることがよくあります。BDの新しい先進的なモニタリングと既存の輸液プラットフォームの組み合わせにより、統合された企業データセットと相互運用性の機能を活用して、クローズド ループ血行動態モニタリング、輸液、および薬剤投与に対する将来のイノベーションの機会が生まれます。
BDの会長兼CEO兼社長のトム・ポーレンは次のように述べています。「医療業界はAI、ロボティクス、自律型ソリューションによって再定義されています。私たちは、これらの新技術の応用を加速させ、世界中で患者ケアの質とコスト改善に努めています。本日、BD アドバンスド ペイシェント モニタリングがBDに加わることを誇りに思います。その先進的な技術、AI対応ソリューション、そして強力なイノベーション パイプラインにより、BDのスマートコネクトケア ソリューションのポートフォリオが拡大し、お客様に大きな価値を提供します。これにより、BDは医療の未来を実現する最前線に立つことができます。」
BD アドバンスド ペイシェント モニタリングのポートフォリオには、ゴールドスタンダードであるスワンガンツカテーテル、低侵襲の血行動態モニタリングデバイス、非侵襲の組織酸素飽和度センサ、およびフィンガーカフが含まれます。そのスマート テクノロジーは、機械学習およびAIベースの予測、さらに規範的なアルゴリズムによる高度なデータ分析を駆動することで、臨床医が現在および将来の患者さんの状態をよりよく理解し、臨床的意思決定をするための支援ツールとなります。BD アドバンスド ペイシェント モニタリングは、BD メディカルセグメント内の事業部門として、スマートコネクトケアのアプローチに合わせて運営され、引き続きカリフォルニア州アーバインを拠点とします。2015年からエドワーズでコーポレート バイスプレジデントを務めていたケイティ・ザイマンが、BD アドバンスド ペイシェント モニタリングのワールドワイド プレジデントに任命され、BDメディカルセグメントのエグゼクティブ バイス プレジデント & プレジデントのマイク・ギャリソンにレポートします。